【実例解説】強いくせ毛でショートヘアにする方法!40代 50代向けに失敗しない方法を公開
くせ毛だけど、ショートやボブにできるのかしら。
そう思って調べてみたけど、出てくるのは自分のくせ毛とは似ても似つかない、柔らかい髪質の若い女性ばかり。
私のくせ毛はもっと強くて硬いから、これじゃあ参考にならないな。
この記事は、このような体験をされたことのある、30代、40代、50代以上のくせ毛に悩む女性に向けて、書いています。
私たちは「くせ毛カット専門美容室」を運営し、これまでに数千人のくせ毛に悩む女性をショートやボブにしてきました。
くせ毛の方の悩みは、皆さん共通しています。
つまり、くせ毛の方が抱える悩みや不安は根本的にすべて同じで、その解決方法にも再現性があるということに気がつきました。
くせ毛に悩む多くの女性が、「くせ毛は敵だ」と思い続けています。くせ毛を敵だと思い続けているかぎり、くせ毛の悩みからは解放されません。
くせ毛の私も良いかも、くせ毛って楽しいな、くせ毛でよかった。くせ毛を受け入れることで、新たな自分と出会うことができます。
この記事では、くせ毛の方の悩みを紐解きながら、その解決策を論理的かつ実践的に解説していきます。
この記事を通じて、あなたが「くせ毛をもっと好きになる」きっかけを提供できれば幸いです。
くせ毛に悩む女性の皆さんは、ぜひ参考になさってください。
くせ毛の人の悩み
くせ毛の方の多くが悩みを抱えています。
では、くせ毛の方は一体どんな悩みを抱えているのか。改めてくせ毛の方の悩みを、おさらいしていきましょう。
広がる
くせ毛に悩む方の一番の悩みは「広がる」ことです。
くせによるうねりや乾燥が原因で、髪の毛全体が慢性的に広がりやすい状態になります。
広がることにより頭が大きく見えたり、不自然なバランスやフォルムになります。
うねる
広がりの次に多い悩みが「うねり」です。
うねりによって広がりを引き起こすだけでなく、うねり自体も悩みの原因となります。
それが顕著に表れるのが、前髪です。
前髪がうねることで髪型がキマりづらくなり、鏡を見るたびに憂鬱な気分になります。
パサつく
くせ毛の大きな特徴として「パサつき」があります。
くせ毛は通常の毛よりも乾燥しやすい特性があるため、パサつきを引き起こします。
一見ダメージしているように見える髪も、実はくせ毛によるパサつきが原因ということも多いです。
ツヤが出ない
パサつきとほぼ同義ですが、くせ毛の方は髪のツヤが出づらいという悩みがあります。
ツヤが出ないことで、老けて見えたり、きちんとケアをしていないという印象を与えてしまいます。
くせ毛に悩む方々は、ほとんどの方がこれら4つすべての悩みを抱えています。
悩みを解決する方法
「広がる」「うねる」「パサつく」「ツヤが出ない」。
これらくせ毛の悩みを解決するためには、以下の2つの方法が一般的です。
縮毛矯正をする
くせ毛の方にとって最も身近で、かつ効果的な方法が「縮毛矯正」です。
薬剤(化学)と熱(物理)の力を利用して、くせを矯正しストレートヘアに仕上げる技術です。
この方法はくせ毛に悩む方々に最も効果的ですが、長く経験すると以下のような別の悩みを生み出します。
- くせが出てくると(伸びてくると)気になる
- ダメージが気になる
- スタイルが変わり映えしない
- 昔と比べてくせが矯正できない(髪質の変化)
- 白髪染めとの併用が難しい
- 時間とお金がかかる
- いつまで縮毛矯正をやり続けるのか不安
これらは長く縮毛矯正を経験してきた30代以上の女性に多く見られる、二次的な悩みです。
ロングにして縛る
縮毛矯正と並んで多く見られるのが「ロングヘアにして縛る」という方法です。
この方法は苦肉の策という位置付けで、くせ毛のストレスを抑える代わりに、ヘアスタイルを楽しむこと自体を諦めざるを得ません。
また縮毛矯正同様、以下のような二次的な悩みが生じます。
- スタイルが変わり映えしない
- シャンプー、ブローが大変
いずれの方法も一時的な解決にはなりますが、長期的(根本的)な悩みを取り払うことはできません。
くせ毛だけどショートやボブにしたい
前述のように、縮毛矯正をしたりロングヘアにして縛ることでくせ毛の悩みを解消してきたけど、二次的な悩みにストレスを抱えているという方が行き着く先が「くせ毛だけどショートやボブにしたい」という考えです。
この記事をここまで読んでくださったあなたも、おそらく同じような経緯で「くせ毛だけどショートやボブにしたい」という思いを抱いているかと思います。
このような考えに至った方は、まず担当美容師さんへ相談をしますが、多くの場合「◯◯さんのくせだとショートもボブも難しい」「縮毛矯正をしないとくせで広がってしまう」「ロングで重みを残したほうが良い」と、反対的なアドバイスをもらうことになります。
ショートやボブにしたいけど、できなくてモヤモヤするという、出口のない悩みの始まりです。
くせ毛ショート/ボブの懸念点
担当美容師さんに反対されるだけでなく、自分自身もくせ毛でショートやボブにすることに不安を感じています。
- くせで広がらないか不安
- 自分でセットできるか心配
- くせが強くて短くしたら大変なことになるかも
- 似合うか心配
- 昔、失敗したから怖い
このような不安を感じ、くせ毛のショートやボブの事例を調べてみるものの、冒頭の通り出てくるのは自分のくせ毛とは似ても似つかない、柔らかい髪質の若い女性ばかり。
自分のような強いくせ毛の事例は見つけられず、参考にできるものがなくモヤモヤが続いていきます。
くせ毛でショートやボブは可能?
では結局のところ、くせ毛の方がショートやボブにすることはできるのでしょうか?
答えは「Yes」です。
くせを「抑える」のではなく「活かす」ことで、くせ毛でもショートやボブは可能です。
そのためには、以下の2つの条件が必要です。
くせを受け入れる
まず前提となるのが「くせを受け入れる」という意識です。
精神論的ですが、くせ毛の方がショートやボブにする際に最も重要なのが、くせを受け入れるという意識を持つことです。
担当美容師さんにショートやボブにしたいと相談したけど反対されたことも、自分自身がショートやボブに対する不安を抱えていることも、いずれも「くせを抑える」という意識から生まれたものです。
この意識のままでは、ショートやボブは適していません。
「くせを抑える」という前提の上では、縮毛矯正や重みのあるロングヘアが適していますが、「くせを活かす」という前提の上では、ショートやボブは最適な髪型になります。
この意識の転換こそが、くせ毛ショート/ボブへの第一歩です。
くせを受け入れる=くせを抑えずに活かす
あなた自身がこの意識を持つことができれば、くせ毛でもショートやボブは可能です。
独自のくせ毛カット
くせを抑えずに活かすには、それを実現させる「くせ毛カット」が必須です。
くせ毛カットは従来のカットとは異なる、くせ毛を活かすことに特化したカットです。
従来のカットでは良しとされている手法が、くせ毛の方にはNGというケースが往々にしてあるためです。
くせ毛の方に直毛の方と同じようなカットは適していません。
くせを活かしたショートやボブには「くせを綺麗に出す」ための、くせ毛カットが必要です。
くせ毛ショート/ボブの失敗例
くせ毛の方でもショートやボブは可能ですが、失敗してしまうケースもあります。
いくつかの失敗例とその原因を解説していきます。
広がりすぎる
くせ毛の方がショートやボブに挑戦する際に、最も起こりやすい失敗です。
このような失敗の原因は、くせ毛のショートやボブに適したフォルムでカットされていないことと、毛量を取りきれていないことです。
前者に関しては、くせで広がることを逆手にとって、必要な部分にボリュームを出しながら、ボリュームのいらない部分を抑えるというメリハリのあるカットが本来必要ですが、それらを考慮せずにカットをしてしまうことで起こります。
この失敗原因と解決策の詳細は、以下の記事をご参照ください。
また、くせ毛の方がショートやボブにする場合、通常の方よりも毛量を多く取らないと広がってしまいます。
少し専門的な話になっていしまいますが、毛量を取る際も梳きバサミで梳くのではなく、シザーやレザーなどで削ぐように取ることがポイントです。
梳くことによって軽くなった毛束が、かえって広がりやパサつきの原因となってしまうためです。
自分でセットができない
くせ毛ショート/ボブにしたものの、翌日以降自分でセットができないという失敗ケースです。
これは、くせを抑えることを前提とした際に起こりやすい事象です。
- アイロンでくせを伸ばしてからカットをした
- カットの後アイロンで綺麗にくせを伸ばした
これらは、くせを抑えることを前提としてカットを施しているサインです。
丁寧なアイロンブローがご自身で毎日できるのなら問題はありませんが、ほとんどの方々がそうではないため、翌日以降自分でセットができないという状態に陥ります。
前述の通り、くせ毛の方がショートやボブにする場合「くせを活かす」という前提の上でなくてはいけないため、矛盾が生じているのです。
毛先がハネる
サイドや耳後ろの毛がどうしてもハネてしまう、という失敗ケースです。
これは、地毛(くせ毛)と縮毛矯正毛が混在しているときに起こる現象です。
例えば、縮毛矯正をしてから半年後にボブにしたときなどによく見られます。
縮毛矯正をしているのにどうしてハネるの?と思うかもしれませんが、実はよりハネやすくなる場合がほとんどです。
これは、ハネの原因が髪のくせではなく「生えぐせ」に起因していることが理由です。
髪の根元にくせが生じると、反動で毛先がハネるという構造です。
縮毛矯正を施してから半年ほど経ち、地毛(くせ毛)が伸びてきたことで根元にくせが生じて、かつ毛先は縮毛矯正により板のように固定されて内側に入りづらくなることで、毛先がハネてしまいます。
くせ毛と縮毛矯正毛は非常に相性が悪く、共存することが難しいのです。
男の子みたいになった
ショートヘアにする際に稀に起こる失敗ケースですが、原因は丸みのあるフォルムにカットをされていないことです。
フォルム作りの原則として、丸みは女性らしさ、角は男性らしさを演出します。
同じショートヘアでも、女性と男性とではカットの方法や、それによって仕上がるフォルムは大きく異なります。
またしても専門的な話になってしまい恐縮ですが、女性のカットは丸みを出すためにカットラインを繋げて切るのに対し、男性のカットは角を出すためにあえてカットラインを繋げずに切ることが定説です。
ツーブロックが男らしい印象を与えるのは、その典型例です。
くせ毛ショート/ボブで失敗しない方法
上記の失敗例を踏まえて、くせ毛ショート/ボブで失敗しない方法を解説していきます。
くせ毛を活かすカットを施す
くせ毛の方がショートやボブにする際の大前提となるのが「くせ毛を活かす」カットを施すということです。
この前提がブレてしまうと、くせ毛ショート/ボブは成功しません。
くせ毛ショート/ボブの成功のポイントは、一にも二にも「くせ毛を活かす」ことです。
縮毛矯正をしたくない、だからショートやボブにしたい、でもくせは抑えたい。この矛盾を断ち切る必要があります。
くせを抑えたいのであれば、縮毛矯正を。縮毛矯正をしたくないのであれば、くせ毛を活かす選択を。くせ毛を活かすのあれば、くせ毛を活かすカットを。
これは、くせ毛に悩む方々の意識を変えることでもあります。
くせ毛の悩みを解消するには、くせを抑える必要があると無意識に思い込んでいませんか?
くせを抑えるのは「手段」であって、「目的」はくせ毛の悩みを解消することです。
くせ毛を活かし、くせ毛を味方にすることで、くせ毛の悩みは解消できます。
くせ毛カット専門の美容室に相談する
あなたがくせ毛を活かす意識を持っていたとしても、担当の美容師さんが「くせを抑える」意識を持ってカットを施してしまうと、上手くいきません。
また、くせ毛を活かすカットの技法は、通常のカットとは大きく異なります。
それらを踏まえると、くせ毛カットを専門としている美容室や美容師さんへ依頼するのが得策です。
くせ毛カット専門の美容室や美容師さんを見つける方法はいくつかあります。
「くせ毛カット 専門 美容室」などのワードでweb検索をするのも一つですし、くせ毛カットの実例をブログで公開している美容師さんを探すの良いかと思います。
また、知人や友人にくせ毛で素敵なショートやボブの方がいれば、担当美容師さんを紹介してもらうのもおすすめです。
最後の縮毛矯正から半年間は空ける
縮毛矯正をしている場合、最後に縮毛矯正をしてから最低半年間は期間を空けるのが理想的です。
これは、失敗例の「毛先がハネる」の項目で解説した通り、くせ毛と縮毛矯正毛は非常に相性が悪く、共存することが難しいためです。
例えば、縮毛矯正をしてから3ヶ月後にショートにした場合、根元から3〜4cmが地毛のくせ毛で毛先の5〜10cmが縮毛矯正毛という状態になります。
前述の通り、これは最もハネやすい状態です。
また、くせ毛と縮毛矯正の境目がちょうどハチ部分にきてしまい、四角いシルエットになります。
半年間というのはあくまでも目安なので、半年未満で良い場合もありますし、半年以上かかる場合もあります。
要するに、縮毛矯正部分をすべて切り落とすことができれば問題はないので、より短いショートが良ければ半年未満、少し長めのショートボブが良ければ半年〜1年を目安に見ておくと良いかと思います。
縮毛矯正をやめてショートやボブにする際の注意点は、以下の記事をご参照ください。
ただ、例外もあります。
ご自身である程度アイロンブローができるのであれば、縮毛矯正をした直後からでもショートやボブは可能です。
その場合、完全なくせ毛を活かしたショートやボブになるまで、アイロンブローが必須となります。
初期段階はストレートな仕上がりに、回を追うごとに徐々にくせ毛を活かした仕上がりになるよう、くせ毛カットを繰り返し長期的に完成形へと近づけていきます。
最後の縮毛矯正から半年未満でのショート/ボブの実例は、以下の記事をご参照ください。
普段のセット方法で再現できるショート/ボブにする
失敗例の「自分でセットができない」の項目で解説した通り、普段のセット方法を無視してカットを施してしまうと、翌日以降自分でセットができなくなってしまいます。
これは、担当美容師さんと同じレベルのセットを自分で再現するのは難しいためです。
なので、そもそもあなた自身が普段からやっているセット方法を基準に、そのセット方法で再現できるショートやボブにカットをする必要があります。
理想の髪型という「ゴール」から逆算するのではなく、今できるセット方法という「スタート」を起点に、最適なショートやボブにデザインすることが成功の秘訣です。
最適なセット方法を覚える
普段のセット方法+αで、よりくせを綺麗に出すためのセット方法を覚えられると、なお良いです。
いつもはハンドブローだけだけど、アイロンを使う。これは普段のセット方法を逸脱しています。
いつもハンドブローだけだから、ハンドブローで乾かす順番や最後につけるオイルの適量を覚える。これは普段のセット方法+αのコツです。
普段のセット方法に少しだけコツをプラスした、最適なセット方法を担当美容師さんに教えてもらい、実践するのがポイントです。
くせ毛ショート/ボブの種類
ここからは、くせ毛ショート/ボブの種類について解説していきます。
ボブ
厚みを残した、重さのある仕上がりが特徴です。
レイヤー(段差)がほとんど入っていないため、ボリュームが低い位置にきます。
このタイプは、ほとんどのくせ毛の方に向いていません。もともと「広がりやすい」というくせ毛の特徴を、より強調してしまうスタイルなためです。
くせが弱い、毛量が少ない、細毛、軟毛などの方であれば、チャレンジすることが可能ですが、基本的にはあまりおすすめしません。
ショートボブ
えりあしのボリュームを抑えた、スッキリとした仕上がりが特徴です。
しっかりとレイヤー(段差)が入っているため、ボリュームが高い位置にきます。
このタイプは、最もくせ毛の方に向いています。
理由としては、広がりやすいというくせ毛の特徴を活かして「ひし形」のフォルムにデザインするため、頭の形が綺麗に見えること。
また、レイヤー(段差)を入れることでくせの動きがズレるため、くせの溜まりによる膨らみを解消できます。
最もくせを活かしやすいスタイルで、機能面・デザイン面ともに優れたタイプです。
ショート
ショートボブタイプよりもさらに軽さのある仕上がりが特徴です。
このタイプは、強いくせ毛の方に向いています。
ボリュームが高い位置にくるだけでなく、耳周りやトップを短くカットすることで、よりくせ毛の動きを活かすことができます。
また、セットの難易度が低いため、自身での再現性が高いこともポイントです。
くせ毛ショート/ボブのオーダー方法
くせ毛ショート/ボブをオーダーする際に抑えておくべき、3つのポイントを解説します。
縮毛矯正の履歴を伝える
縮毛矯正の履歴を伝えることで、くせ毛ショート/ボブの最適な種類が決まります。
特に重要なのが、直近の縮毛矯正履歴です。
最後に縮毛矯正をしてから何ヶ月経過しているのかによって、根元の地毛(くせ毛)の伸び具合が変わるため、どれくらいカットを施せば縮毛矯正部をすべて切り落とせるのか、それによって仕上がりはどんなスタイルになるのかが決まります。
理想の長さを伝える
ショートやボブといってもその長さは曖昧なので、どれくらいの長さまでなら受け入れられるかを明確に伝えます。
その上で、前述の縮毛矯正履歴やくせの具合、髪質や骨格、普段のセット方法などから最適なスタイルを決めていきます。
そのスタイルが理想の長さと同じであれば問題ありませんが、理想よりも短い/長い場合は、それを受け入れてでもやるべきスタイルなのか、担当美容師さんと再度検討する必要があります。
普段のセット方法を伝える
普段のセット方法を伝え、それを基準にスタイルを決めることで、自分で再現できるショートやボブにすることができます。
朝と夜のどちらにセットをするのか、どんな道具を使っているのか、セットにかけられる時間は何分くらいか。
普段ほぼセットをしない方などは恥ずかしいと感じるかもしれませんが、正直にありのままを伝えることが重要です。
くせ毛ショート/ボブのセット方法
くせ毛を活かしたショートやボブにした際に、基本となる3つのセット方法をご紹介します。
アイロンブロー
仕上げにストレートアイロンを使ってセットをする方法です。
最後に縮毛矯正を施してから日が浅く縮毛矯正部分が残っている場合や、顔周りのくせの強い部分のみくせを抑えたい場合に適しています。
普段からアイロンを使い慣れている方にはおすすめですが、そうでない方には適していません。
■セット方法
- 前髪以外を後ろへ乾かす
- 前髪を前へ乾かす
- ストレートアイロンで毛先を内巻きに
- ホホバオイルを5〜10滴つける
ハンドブロー
ハンドブロー(ドライヤーと手ぐしのみ)でセットをする方法です。
くせが弱い〜普通、毛量が少ない〜普通、毛の太さが細い〜普通、髪質が軟毛〜普通の方に適しています。
くせの出具合はゆるやかになる代わりにボリュームは出やすくなります。
最も自然な仕上がりになりやすい、セット方法です。
■セット方法
- 前髪以外を後ろへ乾かす
- 前髪を前へ乾かす
- ホホバオイルを5〜10滴つける
自然乾燥
ドライヤーを使わず、自然乾燥でセットをする方法です。
くせが強い、毛量が多い、毛が太い、髪質が硬い方に適しています。
くせの出具合は強くなる代わりに、ボリュームは出にくくなります。
最も再現性が高いセット方法です。
■セット方法
- 髪の毛全体を濡らす
- タオルで水気を拭き取る
- ホホバオイルを5〜10滴つけて揉み込む
- 形を整える
おすすめのセット剤
くせ毛の方におすすめのセット剤は「ホホバオイル」です。
くせ毛は通常の毛と比べ乾燥しやすい髪質で、乾燥により広がりやパサツキ、まとまりのなさを引き起こしてしまうため、保湿が何より重要です。
保湿をすることで広がりを抑え、ツヤを与え、くせを綺麗に出すことができるため、いずれのセット方法の場合も仕上げでの保湿は必須です。
ホホバオイルはオイルの中でもサラッとした質感で、しっかりとつけてもベタつかない点がくせ毛の方のセットに適しています。
■ホホバオイル
www.amazon.co.jp/dp/B003XOZ9OW
くせ毛ショート/ボブのカット頻度
くせ毛の方がショートやボブにした際、どれくらいの頻度でカットをすれば良いのでしょうか?
髪質や毛量、くせの度合いによって個人差はありますが、普段のセットがうまくいかないなと思ったときが切りどきです。
目安としては、1.5〜2ヶ月ほどでカットをされる方が大半です。
1.5〜2ヶ月で2〜3cmほど伸びますが、その影響で襟足の長さや耳後ろのボリューム、ハチ周りの膨らみなどが気になり始めます。
くせ毛を活かしたショートやボブを維持するには、くせ毛カットによる定期的なメンテナンスが必須です。最適な頻度でメンテナンスができるよう、予め次回の予約を確保しておくことをおすすめします。
くせ毛カットを定期的に繰り返し、縮毛矯正をやめてショートボブになった方の実例もご参照ください。
くせ毛ショート/ボブの実例
最後に、くせ毛を活かしたショートやボブにされた方の実例をご紹介します。
皆さん、私たちが実際にくせ毛カットをさせていただいた方々です。
小さなお子様がいることから、アイロンを使ってのブローを断念したお客様。自然乾燥で仕上がる、くせ毛ならではの時短スタイルに仕上がりました。
幼少の頃から天然パーマにコンプレックスを感じていたお客様。あえてくせ毛を受け入れ、オシャレ感のあるショートヘアに仕上がりました。
縮毛矯正をやめた方の実例
縮毛矯正をやめてショートヘアにしたところ、毛先がハネてまとまらなくなってしまったお客様。「ある原因」を解消することで、動きのある大人な雰囲気のくせ毛スタイルに仕上がりました。
くせ毛カットを売りにしている美容室へ行ったところ、四角いシルエットになってしまったお客様。四角くさの原因を取り除き、くせ毛を最大限に生かしたショートヘアに仕上がりました。
くせ毛カットを体験してみませんか?
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
私たちは「くせ毛カット専門美容室」を運営し、これまでに数千人のくせ毛に悩む女性をショートやボブにしてきました。
くせ毛カットこそが、あなたの悩みを解決する唯一の方法だと考えています。
少しでも興味を持っていただいた方は、ぜひ下記のページも併せてご覧ください。
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初回来店でご利用いただける「お得クーポン」をご用意いたしました。
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ぜひこの機会に一歩を踏み出してみてください。
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