美容室へ行った翌日、自分でセットしてみたら全然違うヘアスタイルになった。
希望と仕上がりが違う。
美容室で誰もが1度は経験のある事例ですが、なぜこのような事が起こってしまうのか。
それは単に「美容師の力量」という言葉で片付けられてしまう事なのでしょうか。
まずはこちらをご覧ください。
「思っていたのと違う…」美容室でオーダー通りのヘアスタイルにならない理由。
サロンで思ったような仕上がりにならなかった。そんなケースに加え、あなたを困らせるもう1つの失敗例が…
翌朝、自分でセットしてみたら全然違う
出典:https://hairbysam.wordpress.com
美容室での仕上がりに上機嫌でお会計を済ませ帰宅するあなた。そして翌朝…
「あれ?全然セットできない!昨日は良い感じだったのに何で!?」
美容室では納得の仕上がりだったのに、翌朝自分でセットをしてみたら全然違う。こんな経験はありませんか?
昨日まで理想のヘアスタイルだった自分の髪が、今日になるとまったくの別物。それはまるで魔法が解けたかのように。
そう、それはまさに「魔法」だったのです。
出典:http://thevintagewitch.tumblr.com
ヘアスタイルというのは「髪型」と「髪質」という2つの要素で構成されています。
髪型とはずばり形のことで、髪質とは素材を指します。前回お話した通り「素材」は僕ら美容師の力では変える事ができません。
僕ら美容師は髪型という「形」を変える事でヘアスタイルをデザインしています。カット、カラー、パーマ、縮毛矯正など様々な技術を用いて形をコントロールしていくのです。
しかしここに大きな落とし穴が存在します。
原因は「セット・スタイリング力」の差
僕らは様々な技術によりお客様の髪型(形)をデザインしていきますが、その中でも最も仕上がりを左右する技術があります。
それはずばり「セット・スタイリング」です。
美容室では理想通りの仕上がりなのに、自分でやると別人になってしまう。その原因はお客様と僕ら美容師の「セット・スタイリング力の差」によるものです。
僕ら美容師はカットやカラーのみならず、セットにおいてもプロの技を持っています。極論を言ってしまえば、まったく異なるヘアスタイルでもセット次第で同じように見せてしまう事が可能なのです。
一方でお客様はセットに関して美容師と同じレベルではできません。例え美容室では満足の仕上がりであったとしても、翌朝あなたのセット次第でまったくの別人になってしまうのです。
例えばあなたの理想とするヘアスタイルがこのような「巻き髪スタイル」だとします。
出典:http://hairstyle-designs.com
このスタイルを担当美容師へ見せセットをしてもらった結果、理想通りのスタイルに仕上がった。けれども実際あなたが毎朝するセットといえば、ドライヤーで乾かすだけ。時間がない時は起きてそのまま出勤するなんて事も…
これがお客様と僕ら美容師を共に苦しめる「魔法」の正体です。
「素材」+「セット力」が解決の鍵
前回お話した「素材」を生かす事の重要性。そして今回お話した「セット・スタイリング力」の重要性。
この2つの要素があなたと僕ら美容師を悩ます「魔法」を解く鍵となります。
そのお話はまた次回させて頂きますね。
ではでは
ー 続きはこちら ー
自分で必ず再現できるようになる美容室での「新たなカウンセリング法」とは。
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