【最終回】【髪質デザイン】最終章『インナー強化』を可能にする４種のハーブ

2015年12月10日

もしあなたが本気で「素髪」を手に入れたいと考えるのであれば、このたった１つの「素髪シャンプー」をご自宅で毎日欠かさず使用する必要があります。残念ですが、それ以外に「素髪」になる術はありません。

ですがもしあなたがその唯一の方法を続けられたとしたら、あなたの髪は本来の姿を取り戻し髪の毛が持つ本来のポテンシャルを発揮し、不思議と素敵な「美髪」になる事をお約束します。

まずはこちらの記事を読んでから、続きへ進んでくださいね。

【第１話】
365日サロンの仕上がり。美髪の秘訣は【髪質デザイン】
【第２話】
サロントリートメントはもって２週間？『マイナスのヘアケア』前編
【第３話】
被膜が生む負のスパイラル。『マイナスのヘアケア』後編
【第４話】
素肌のような髪「素髪」を目指すたった１つの方法『マイナスのヘアケア』実践編
【第５話】
【髪質デザイン】最終章『ハーブトリートメント』でインナー強化

「髪の毛は生き返らない」
これまでの話を読んでくださったあなたならもう理解していると思いますが、髪の毛の修復は不可能なのです。
ですが、髪の毛の強度を上げる事はできる。つまり「髪の毛の強度を上げ、より丈夫な髪の毛を創り出す」こと。それが『インナー強化』なのです。

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『インナー強化』を可能にするハーブトリートメント

髪の強度を上げる『インナー強化』。
それを実現するのが「ハーブトリートメント」です。
髪の毛を修復するのではなく、ハーブの力で髪を内側から補強する。天然100%のハーブにはそんな素晴らしい効力があるのです。(※ちなみに脱法ではありません笑)

それでは一体どのような(脱法ではない)ハーブを使用していくのか、ご紹介させて頂きます。

「ハーブトリートメント」４種のハーブ

出典:http://hdwpics.com

『インナー強化』を行う上で必要なハーブは４種。

「ヘナ」「アワル」「ミックス」「インディゴ」です。これらはそれぞれの特性を持ち、求める効力によりブレンドし使用していきます。

ヘナ→穴埋め、脂質補給

アワル→収斂(引き締め)

ミックス→柔軟

インディゴ→収斂(引き締め)

ヘナに関しては毛髪内部の穴埋め。つまりダメージし損傷した髪の毛のダメージホールを埋め、補強する役割です。４種の中では最も『インナー強化』に重要なハーブといえます。

続いてアワルは収斂効果(しゅうれんこうか)。収斂とは「引き締め」の事で、髪の毛表面のキューティクルを引き締めることで髪を補強する仕組みです。

ミックスはその名の通り数種類のハーブをアーユルヴェーダに基づきミックスした混合ハーブ。髪の毛を柔軟にし柔らかな手触りに仕上げます。

そして最後はインディゴ。アワルと同じく収斂効果により髪の毛を引き締める働きを持ちます。

ヘナとインディゴ

出典:http://www.jaredmburns.com

みなさんの中にも「ヘナ」と「インディゴ」に関しては耳にした事がある方もいるのではないでしょうか？
そう、この２つのハーブは『白髪染め』に用いられる天然染料としてサロンで使用される事があります。
４種の中でこの２つは色を持つハーブという事になります。
ヘナはオレンジの天然色素を持ち、インディゴは青藍の天然色素を持ちます。(あえて天然色素と強調しましたが、市場に出回る製品の中には「ヘナ」や「インディゴ」と記載がありながら化学染料の配合されたものも多く存在しているのが現状です。そのお話はまた別記事で詳しく^ ^)

つまりこれらのブレンド次第では、色味を補色しながら『インナー強化』をしていく事も可能なのです。